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もしも、スズメバチに刺されたら?症状と応急処置とアナフィラキシーと

ハチ毒

「スズメバチの一撃は、私たち人間を死に至らしめる事もある」

当然、全ての人が死亡するわけではありませんが、事実は事実です。スズメバチというと山の中にいるというイメージがありますが、最近では公園や家の軒下などに巣を作り、家の近くでも飛んでいるのを見かけることがあります。

万が一、スズメバチに刺された時の為に、症状と応急処置などをまとめてみました。

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スズメバチの毒の成分

スズメバチは針を刺して毒を注入するだけでなく、針の先端から毒を射出して攻撃することもあります。目に入ってしまうと最悪の場合、失明の危険性もあります。

スズメバチの毒とは一体どんな成分でできているのでしょう。

アミン類

「ヒスタミン」「セロトニン」と言った物質で、痛みや痒みの原因物質になります。セロトニンはヒスタミンの効果を上げ、痛みを倍増させる成分になります。

低分子ペプチド類

痛み、血圧低下、赤血球の破壊、アレルギー症状の原因になる「ハチ毒キニン」「メリチン」と言った物質が含まれています。

酵素類

低分子ペプチド類同様、赤血球の破壊やアレルギー症状の原因の他に組織を破壊する「ホスホリパーゼ」という物質などが含まれています。

非酵素系神経毒

「マンダラトキシン」という神経系に作用する物質が含まれています。

スズメバチに刺された時の症状とは?

主な症状は、激しい痛みと刺されたところが赤く大きく腫れ上がり、痒みがでます。

ですが、スズメバチに刺された時の症状は、個人差によるものが大きく、ハチの種類や体内に入ってしまった毒の量によっても症状に違いが出てきます。

ですが、時には「アナフィラキシーショック」により最悪死亡するケースもありますので注意が必要です。

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スズメバチに刺された時の応急処置

スズメバチは確かに怖い。ですが重傷になり死亡につながるケースは希ですから、落ち着いて行動するようにして下さい。

1.刺された場所から速やかに離れる

まず、安全確保が優先です。スズメバチに刺されるということは近くにすがある可能性が高いので。速やかに移動してください。

一概に言えませんが通常は20~30m程度離れれば心配はないでしょう。

ポイント

姿勢を低くし、身を屈めるようにして移動します。なるべく静かにハチを興奮させないように注意します。

2. 患部から針を取り除く(手で直接触れない)

もし、刺されたところに針が残っているようなら針を取り除きます。その際、指でつまんで取ろうとすると毒素が傷口に入ってしまうことになりかねませんので、そっと針の部分を持って抜き取ってください。

ピンセットがあれば良いのですが、ない場合は、硬いカード状のモノで針を払うようにして抜き取るか、ガムテープなどを軽く当て抜き取ってください。

3.水で洗い流し、毒を吸い出す。

スズメバチの毒は水に溶けると言われています。患部を水で洗い流し、その時に指で患部をつまむと血液と一緒に毒が絞り出されます。

毒を吸い出すための「ポイズンリムーバー」と言うものがあります。イザという時には役に立ちますのでアウトドアなどの際は携帯することを勧めいたします。

注意点

毒を吸い出すときに口で吸い出すことは、毒針が歯茎などに刺さることもあり危険ですのでお勧めできません。

また、「ハチに刺されたらオシッコをかける」という話を聞いたことがある方もいるかもしれませんがオシッコをかけることにより、傷口から雑菌が入ることもありますのでやってはいけません。

現在では、アンモニアではハチの毒は中和されない事が分かっているらしいです。

4.薬を塗る

市販の虫刺されに効くとされている薬を塗ってください。多くの虫刺され用の薬にはステロイドや抗ヒスタミンを含んでいます。

「ステロイド」は炎症やアレルギーを抑える成分が、「抗ヒスタミン」はかゆみを抑える成分が含まれています。

5.患部を冷やす

薬を塗ったら保冷剤などをタオルにまいて患部を冷やしてください。冷やすことにより、痛みが和わらげる効果があります。

6.病院に行きましょう

応急処置が終わったら、症状が酷くなくても念の為に病院へ行きましょう。大人は皮膚科へ子供は小児科になります。

次はアナフィラキシーショックの解説に移ります。